太陽光発電が広く普及し、家庭だけでなく多くの企業や地主といった人たちが太陽光発電事業に参入しています。しかし年々売電価格というものは減少しており、利益を確保するということが難しくなっているのが現状です。そこで、初めから設置する際に、わざと太陽光過積載にするといった手法をとっている人がいます。太陽光過積載とは、設置するパワーコンディショナの容量に対して、太陽光パネルの枚数を増量する方法です。

例えば、総出力が1000kwといったパワーコンディショナに対して、1200kw分の太陽光パネルを設置するのです。太陽から得られる発電量は一日を通して最大なわけではありません。朝夕はどうしても発電量が落ちてしまうのが当たり前です。そこでパネルの枚数を多くすることで、朝夕でも最大発電量に近づけることが出来るというメリットが生まれるのです。

もちろん、売電の際には定格出力というものが定められており、それを超えた発電は余剰電力となり売電が出来なくなります。太陽光過積載を行っている場合はこの余剰電力が増えてしまうことになりますが、それと引き換えに一日中安定した発電を見込むことが出来るのです。太陽光過積載を行うには、太陽光パネルを余分に設置することが必要となります。このため初期投資は上がりますが。

発電量と売電収入を比較してみると、最終的には大きな利益になると言われているのです。今後も売電価格は下がると見込まれています。太陽光発電を考える場合にはこうした過積載のことも考えて設置することが大切なのです。防寒の窓のことならこちら