近年では、至る所に太陽光パネルの設置を目にする事が多くなっています。太陽光パネルを設置する事で、使用電源を少しでも確保し電気料金を安く済ませる事ができます。しかし、多くの場合は、電力会社への売電収入を目的にしていて、広く浸透しつつあります。実際に太陽光発電をしている方は、もっと発電量を増やし多くの収益を得たいと考えているかもしれません。
その様な中で問題となっているのが、太陽光過積載と呼ばれる事です。太陽光発電をする際には、発電された電気を家庭環境でも使用できる様に変換する必要があります。この装置がパワーコンディショナーで、訳してパワコンと呼びます。パワコンは容量が決まっており、それを超えて発電しても捨てる事になります。
しかし、容量いっぱいまで発電できる好条件の日は非常に少ないのが現状です。少しでも発電量を増やしたい場合は、ピーク時以外でも発電量を上げる為にパネルを多くする、太陽光過積載という形で全体的な発電量アップする事でムラが出来にくく収益に繋がります。誰もが行なっている行為に、経済産業省・資源エネルギー庁ではパネルの枚数を積み増しして、売電収入を増やす太陽光過積載に関する対処案を固めました。改正案では、太陽光パネル増設による合計出力に変更があった時点で、買取価格を適用する仕組みに見直す事としました。
変更の条件は、合計出力が3キロワット以上の増加や合計出力の3%以上の増加があった場合です。