太陽光過積載で発電量アップ

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リフォーム生活/暮らし

一般的な設置では、太陽光パネルの総発電量が100kwとした場合、パワーコンディショナーの定格容量は100kwのもの選択します。ここでは100kwの発電が上限となります。発電量をさらに上げるためには、太陽光パネルを増設します。仮に太陽光パネルの総発電量を120kwまで増設した場合、パワーコンディショナーは120kwのものに変更するのですが、パワーコンディショナー自体のコストが意外に高いため、そのまま100kwを使うことがあります。

昼間のピーク発電時、太陽光パネルで120kwの発電をしてもパワーコンディショナーが100kwですと、余った20kw分の電力は捨てることになります。しかし、太陽光パネルが120kw分あるため、太陽の光が弱い朝や夕方でも100kw分の時よりも発電量は多くなってきます。ピーク時の発電を20kw分捨てても、朝夕の発電量を増やすことでトータル的には120kwのパネルと100kwのパワーコンディショナーの方が得するということになります。このような状態を太陽光過積載といいます。

太陽光発電では太陽光パネルで最高値まで発電できることはまれなため、このように太陽光過積載の方がパワーコンディショナーの設備費用削減やトータル発電量の増加により、結果としては発電量の増加につながります。新設の太陽光発電では、太陽光過積載の状態で設置し、設備費用のコストダウンと発電量増加目的が多くなっています。

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